あなたの好きなトムヤムクンはナムサイ?ナムコン?

FZN_8808トムヤムクンは言わずとしれたタイ料理を代表する一品です。

「トム (ต้ม)」は煮る、「ヤム (ยำ)」は混ぜる、「クン (กุ้ง)」はエビのこと。エビ入りトムヤムスープという意味であり、他にも鶏肉やイカ等、他の食材入りのトムヤムスープもある。鶏ならトムヤムガイ(ต้มยำไก่)、魚ならトムヤムプラー(ต้มยำปลา)、イカならトムヤムプラームック(ต้มยำปลาหมึก)となる。

トムヤムクン – Wikipedia

んでもって、世界三大スープの一つとも言われます。紹介した人の商売のために流布された、みたいな話もあるみたいでホントのところはどうなんだかわからないですけれど。少なくとも日本人にとってはタイ料理=トムヤムクン的に非常に馴染みのあるものだと思います。ちなみにトムヤムクンヌードルは、日本発祥とも言われていますね。

そんなトムヤムクンですが人によって好き嫌いが別れたり味の評価が全く違ったりします。もちろんパクチーや辛さが原因だったりもするのですが味そのものが違う場合もあるのです。そう、トムヤムクンには大きく分けて二種類のものが存在するんです。それは

トムヤムクン(ナムサイ น้ําใส)

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トムヤムクン(ナムコン น้ำข้น)

Tom Yam Kung (Shrimp's Spicy Soup) *** Local Caption *** ต้มยำกุ้ง
Tom Yam Kung (Shrimp’s Spicy Soup) *** Local Caption *** ‡∏ï‡πâ‡∏°‡∏¢‡∏≥‡∏Ň∏∏‡πâ‡∏á

パット見は同じ感じに見えますが…ナムサイの方はスープが澄んでいて、ナムコンの方はスープが濃いというか濁っているのが特徴です。実は、ナムコンの方にはココナッツミルク・エバミルク・牛乳などが入っているんです。その分、コクとまろやかさが味に加わる感じになって、甘みが足され辛味は少し抑えられます。多くの日本人や欧米人、あとはお子さんなどが好むのはナムコンタイプのトムヤムクンです。

ナムサイは辛味も酸味もストレートにスッキリと味わえます。タイ人仕様だとその鮮烈な辛さはガツンと舌に響きます。エビ以外具材の時、前記の様なトムヤムプラーやトムヤムタレーなどの時はナムサイが多いです。あと他にもおかずがたくさんあるような料理の時には、こってりしていると他の味を邪魔してしまうのでナムサイの時が多いですね。多くのタイ人もナムサイを好む傾向がある気がします。

元々はナムサイがオリジナルで、かつての王様で食通だったと言われるラマ5世が欧州視察に行った際に、かの地で食べたシチューに感動して「タイのスープにもミルクを入れてみよう!」と作られたのがナムコンだという説もありますが、これまた本当のところはわかりません。中華系(華僑)が入れたのが最初だ、みたいな話もありますし。

お店によって得意なタイプが違ったりするので、色々と食べ比べてみるといいと思います。またナムコンタイプのトムヤムクンは、かなり味の幅があるので好きな店を探してみるのも楽しいと思いますよー。個人的にはナムサイのスッキリ鮮烈な辛味と酸味が好きです。ナムコン的なものを食べたい時にはトムカーガイなどがいいですね!

ちなみにタイのインスタントヌードルの代表・ママーにもちゃんとナムコン味とナムサイ味があります。こちらのページで「Creamy」の表記がされているものがナムコン味です。これも食べ比べてみると面白いですよ!

http://www.mama.co.th/imgadmins/dome_proModel_big/mama_2010-06-30_10-33-05.jpg

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