バンコク(タイ)で『本当に』やってはいけないこと・オフィス編

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色んな所で「タイでやってはいけないこと」というのは書かれていますよね。しかし、実際にはピンとこないものもあったり、そう!うんうん!と頷くものもあったりとバラバラです。そこで、ボクが実際に滞在していて「コレは『本当に』やったらダメだな」というものをピックアップしてみたいと思います。一般編はこちらです。

バンコク(タイ)で『本当に』やってはいけないことシリーズ。前回はオフィスでのタブーを記事にしました。http://bkk9.net/2015/07/25/do-no

タイ人女性の貞操観念に関してはこちらで。

ここんとこ「タイ 女性 貞操観念」的なワードで検索して来る方が、ちょこちょこと増えてます。なんでだろ…と、せっかくなので書いておこうかと思います。ボクが今まで出会ったタ

ちなみにボクは現採なので駐在員の方達とは、また違った形でタイ人スタッフと働いています。ですから、これはあくまでもボクが感じたことだというのは前提でお読み下さいね。まずはオフィス編です。

人前で叱る

タイ人は非常にプライドが高く、見栄っ張りな性格の人が多いです。ですから、同僚や衆目の中で叱り飛ばすという日本式な対応は非常に嫌がられます。次の日、というかその場で辞職されてもおかしくないです。もしくは恨みをかって復讐されたりします。そもそも人前で怒られる経験がほぼないので、それをされるとタイ人スタッフは逆にニヤニヤしたり、俯いて聞いてなかったりして、更にこちら側の怒りが増幅してしまったりします。

飲食店に勤務する友人が経験したことですが、日本人マネージャーがとあるタイ人スタッフを皆の前で叱り飛ばしたら、次の日から他の全てのスタッフも含め誰も出勤してこなかった、という事があったそうです。もちろんスタッフ自身に問題があって叱らなければならない場面もあると思いますが、その際は叱る対象のスタッフと二人きり、叱るというよりは諭すように話をした方がうまく行く事が多い気がします。ボクは実際、そういう風にしています。

立場が下の人間に対して先にワイをする

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これは職場に限らずですが、日本人(というかタイにいる外国人全て)がよくやる間違いです。ワイ(手を合わせてお辞儀をするタイ式の挨拶)は、必ず目下から目上に対して先に行います。これはワイのルールです。なので目下に対して先にワイをしてはいけません。最悪、その後なめられます。相手の方が目下なのに先にワイをしてこない様な場合は、すでになめられている可能性があります。とはいえ、外国人相手だとしないという事もあるにはあるのですが…。しかし上下関係をきちんとするためにも、目下のスタッフにはキチンとワイをさせる必要があります。

またワイをする時の手の位置も重要で、通常は目上に対しては指先が顎から唇・鼻のあたりにきます。逆に目下に対しては、胸の位置で手を合わせたり、ワイはせずに言葉だけで対応したりします。ワイをしてもお辞儀はする必要がありません。

見下す・蔑む

特に日系企業などでそれなりのポジションで現地スタッフを相手にしている時に、なにを勘違いするのか「こっちはお前らを日本企業様に雇ってやってるんだぞ」という風に訳もなくタイ人スタッフを見下した態度で接する人がいます。タイ人はそういう空気にはとても敏感です。ちなみに、その手の人は現採の日本人スタッフに対しても、少なからずそういう態度を取る傾向がありますね。

曖昧な指示を出す

もちろん対応するスタッフの個人差はあるのですが、ダメな場合が多いです。日本だと「これぐらいの指示を出せば、このあたりまでは汲み取ってやってくれるんじゃないか」という場面はそれなりにあると思うのですが、そういうの通用しません。いざ仕事を進めてみると「それは聞いてない」と言われてしまったりします。A〜Zまでの工程の中で、どこからどこまでを、いついつまでに、どんな形で、という風に具体的な指示を出す必要があります。また事後承諾的な仕事の進め方も危険です。基本、最初に細部まで確認したほうがいいです。

贔屓をする

特に異性に対して贔屓したりするとあっという間にウワサが広まって、非常に仕事しにくくなります。最悪、無視されてしまったり。これは日本でも同じだと思いますが、タイだと特に敏感にその状況をを察してウワサにされます。どのスタッフに対しても平等に接した方がいいです。

一緒に食事をとらない

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これは会社の規模にもポジションにもよりますが、特に自分が直接指示を出すタイ人スタッフがいる様な立場であれば、なるべく食事は一緒にとったほうがいいです。もちろんタイ料理を食べられる方がいいのは言うまでもありません。カオパッ(タイ式チャーハン)やカオカムーなど日本人にも食べやすいタイ料理はたくさんあります。食事の時間に話す雑談でタイ人は様々な情報を交換します。良い事も悪い事も、ここで伝播されていきます。

また、就業後にタイ人スタッフが食事に行くような時も、たまには顔を出すのが望ましいです。タイ人は仲良くなると家族のように接してくれますし、本気で色んな心配もしてくれます。いざという時に彼らが力を発揮するのは、そういう近しい関係の人の為だったりするのです。

夜の街での活動を知られる

タイの社会では女性の進出は日本と比べ物にならないくらい多いです。というか、社内のほとんどが女性という職場も珍しくありません。日本で夜の街で遊んでいることをわざわざ職場の女性に言って回る人はいないと思いますが、不思議なことにタイではそれを武勇伝のように語る人達がいます。聞いているタイ人スタッフはその場では苦笑いしている程度かもしれないですが、内心ではドン引きしています。もちろん行ってはいけないというコトではないのです、その部分のオンとオフに関してはきっちりと線を引いておきましょう、と言うことです。この手のことをしてしまう人は、夜の蝶たちの貞操観念と一般タイ人女性の貞操観念を一緒にしてしまっています。正直、そこは全く違います。一般女性はある意味日本の女性よりも固いです。

時間に厳しくしすぎる

これは本来ならば世界中で守られるべきコトなのですが…ご存知の通り、タイ人は時間にルーズです。というか、東南アジアの暖かい国は全般的にそうかもしれないですね。もちろん、キチンと出社する人達もいますし、それが行われている会社もたくさんあります。でも、一般的には朝の始業時間の10分前にキッチリ出勤している、なんていうのはなかなか稀です。そして出勤して最初にすることは、自分の机で朝ごはんを食べることだったりしますが、これも文化として受け入れたほうが楽です。タイ人にとって空腹はなによりも忌むべきものなのです。その辺りに目くじら立てていると身が持ちません。こちらも、コーヒーでも入れてリラックスしてから仕事始めてみましょう。

ということでボクが思う、バンコク(タイ)で『本当に』やってはいけないこと・オフィス編でしたー!

photo by Rob.
photo by Jonah Sng

やってはいけないこと・一般編はこちら!

バンコク(タイ)で『本当に』やってはいけないことシリーズ。前回はオフィスでのタブーを記事にしました。http://bkk9.net/2015/07/25/do-no