バンコク(タイ)で『本当に』やってはいけないこと・一般編

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バンコク(タイ)で『本当に』やってはいけないことシリーズ。前回はオフィスでのタブーを記事にしました。

http://bkk9.net/2015/07/25/do-not-do-office/

いくつか反応いただいたりしてますが、あくまでもボクの経験から出た実感です。駐在員の方達とかは、末端のタイ人スタッフとかとは話す機会すら無かったり すると思うので、またちょっと違うと思います。ここの読者の方は、今まで頂いているメールからすると現採に興味があったり、すでに現採として働いている方 だったりが多いようです。あとは、観光でタイに何度か来ていて更に深めの情報が欲しいとかですね。

ということで、今回は『本当に』やってはいけないこと・一般編、です。ここでも、法律に触れること(薬関係など)は省きます。

王様を侮辱する・政治や宗教絡みの話をする

これはもうホントにダメです。場合によっては不敬罪として捕まっちゃいます。実際、タイ人たちと生活をしていても、王様の話はほとんど出ません。日本でも天皇陛下の話、日常ではわざわざしないのと同じですかね。

BTSなどを通勤に使う方にはおなじみの光景、観光などで来た方でも見たことがあると思いますが、朝の8時、夕方の6時にサクサクと歩いていた人達がピタリと止まります。あの瞬間にはタイ国歌が流れているんですよね。これも国・王様への忠誠を表す行動の一つでしょう。

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空港での様子です。基本的にタイ人であれば何をしていても、止まります。あと、映画館でも上映前には必ず王様を称える歌が流れて(王様が色んなことをしているビデオも流れる)その間は全員起立します。

http://bkk9.net/2015/09/22/thai-national-anthem/

タイ人は映画がとても好きなので、仲のイイ女の子ができたりすると映画デートすることも増えると思います。その際には、ちゃんと一緒に起立することを忘れないようにして下さいね。

政治絡みは、日本でも「飲み屋さんで政治と宗教、野球の話はするな!」とか言いますが、それと同じような理由です。特に、ここんとこタイは政情不安が続いているので、公共の場であんまりそういう発言はしないほうがいいです。タイは基本的には仏教国ですがイスラム教徒も多く住んでいますからね。

知人は前首相のインラックさんが好きだ、っていう話を酔った時にローカルの飲み屋でしてたら、そこにいた知らないオジサンに非常に気に入られて奢ってもらったという話をしていました。が、これって真逆もあり得るという事なので…。

女性がお坊さんに触れる・お坊さんを優先しない

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タイでは王様、そしてお坊さんの位もとても高く尊敬されています。中には立場的に結構横柄だったり、色々と悪いコトして捕まっちゃう生臭なお坊さんもいたりしますけれど…。

朝の5〜6時くらいにタンブンで街中を回るお坊さんを見たことのある方も多いでしょう。あぁいう場でも、基本的にお坊さんは女性との接触は禁じられています。女性が触れてしまうと、今までの修行がパーになっちゃうそうです。あと、BTSやバス、列車や船などにはかならずお坊さん優先席があります。もしお坊さんが乗ってきた時には必ず譲りましょう。というか、そういう席にはなるべる座らないほうがいいです。列車などは一両がお坊さん用の車両だったりする場合があるので気をつけましょう。BTSなどでは妊婦さんや子供、普通の女性が来た時にも椅子は譲ったほうがいいです。ボクは周りを気にするのも嫌なので、BTSでは一切座らないことにしています。そんなに長時間乗ることもないですし。

お坊さんに関しては、色々なところでタンブンしたり、お店や会社のオープンで来た時に話をしてみると、意外と気さくで面白い人が多いなぁ、という印象です。日本でも法事の時とかお坊さんの説教聞いたりすると、意外と面白かったなぁ、と思い出したりしました。

短パン・Tシャツでうろつく

ファラン(欧米人)にも多いですが、ヨレヨレのTシャツと短パンで街中をウロウロするのはNGです。近所のコンビニに買い物行くぐらいなら許されますが、公共の場にそれで出て行くと、普通にグレードの低い人扱いされます。タイは日本人が思うよりもかなりしっかりと、人の階級の差別というか区別がされています。まぁバンコクなどではただの観光客、と思われるだけだとは思いますが。

日本にいる時を考えたらわかると思うんですが、例えば新宿のど真ん中に行くのに、ヨレヨレTシャツ・短パンで電車に乗って行く人いないですよね。タイでも同じことです。特にタイは社会様式的な部分はイギリスからの影響を受けていると言われていて、生活全般に於いて紳士的な振る舞いをする事が良しとされています。富裕層になればなるほどその傾向は強いです。襟付きシャツに、長ズボンなどが無難です。

タバコのポイ捨て

これ結構やってる人いますが、タイでは日本的な職務質問みたいな感じで警察官が近寄ってくることがあります。有名なところでは、BTSのプロンポンのベンチャシリ公園前でたむろしている警官などでしょうか。タバコを吸ってる最中は何も言わないのに、ポイ捨てした瞬間にスーッと近寄ってきます。道路の向かい側で吸ってたとしても見てたりします。

近づいてくると、まずパスポートを確認。旅行者か在住者かを確かめた後、各国語で書かれた「タイでは公共の場でポイ捨てすると2000Bの罰金だよ」っていうカードを見せられます。まぁ確かにその法律はあるのですが、タイ人が目の前でポイ捨てしても無視です。タイ人で歩きタバコしてポイ捨てするような層の人は、そもそも罰金払えない場合が多いですしね。

そんなもの払えない、とつっぱねると今度は「じゃぁいくらなら払える?」って聞いてきます。更にポケットの中見せろとか言います。まぁ要するに賄賂をせびってるわけです。実際支払ったところで、それはポケットに収まり彼らの飲み代になるだけです。もし、ここでもめた場合は、最悪署に連れて行かれてダラダラと拘束されます。泣く泣く支払った事がある人もいるでしょう。ツーリストポリスに連絡するのが良いという話も聞きますが、基本的に関わったら面倒なだけのでタバコのポイ捨てはしないことです。むしろ歩きタバコ自体もやめておいたほうが無難です。

タイの警察は色々と力もあるし面倒なので、ある程度の上位層に知り合いがいないならば、極力関わらないほうがいいです。また警察官の格好(警察官の備品専門のショップなどもある)をしているけれど、実はタダの人っていう詐欺師も多いので気をつけましょう。

声をかけてきた人の相手をする

上記に準じますが、どんな場合でも向こうから声をかけて来るような人には関わらない方がいいです。まともな人は何も関係がない相手に、いきなり話しかけたりしません。バスや列車の中で話しかけてくる気のイイおばちゃんとかは別ですが。こっちは話がはずむとお菓子とかご飯とかくれたりしますw

昨今、バンコクでは欧米人や東南アジア系の詐欺師も多いですし、日本人が日本人をだますケースも増えています。どんなに物腰柔らかくても、どんなに綺麗でも、基本的に向こうから話しかけてきた場合は、心を許さない方がいいです。

大声を出す

タイの普通の人たちは日常生活ではほとんど大声で叫ぶ・罵るという事をしません。もちろん喧嘩したりして大声を出すときはありますが、例えばレストランで大声でクレームつけたりとか、銀行でイライラして、みたいなコトはそれほど見たことないです。単純に「みっともない」と取られるので気の短めな方は気をつけたほうがいいです。レストランやコンビニなどで、サービスが悪いとか、異物混入、メニューの間違えなども日常茶飯事ですが、腹を立てても正直どうにもなりません。たとえ大声出して怒ったところで、カエルの面にションベン程度です。

夜のお店などで女性同士が大声で言い争いしていたり、変なお客さんにキレて大声出してたりというのは見たことありますけれど、それは一般的なシチュエーションでは無いので。あ、でもサッカー中継やムエタイ中継を見ている人達は、めちゃめちゃ大声だします。ギャンブルになっているので、真剣さがその大声を出させてしまうのでしょうね。

ケンカする

これは日本でもダメなことですがタイでは特にダメです。夜の街などで、お酒の勢いに任せて喧嘩腰になってる方を見ることもありますが、絶対にやめたほうがいいです。ファランとかも結構やってますよね。「俺は日本でイケイケだったし、ケンカなら任せとけ!」と思う方でもタイでケンカするのは得策ではないです。

タイは日本では考えられないぐらい銃が蔓延しています(そこそこ簡単に手に入る)し、刃物を持っている人も多いです。そしてすぐに仲間が集まります。あっという間にボコボコにされますし、最悪殺されます。万が一それで裁判などが行われても、外国人には不利な判決が多いです。

観光地の繁華街などでも喧嘩が起こることは多いです(ゴーゴーバーのセキュリティの男たちに囲まれて叩きだされてたりとか)が、ローカルの繁華街では目があっただけでギャングが殴り掛かってくる、なんて言う事例もあるので気をつけましょう。

昔、アユタヤでBodySlumというタイの有名なバンドのライブに行った時に、一緒に行った友人たちに「(アユタヤにはこんなスターはあまり来ないから)今日はギャングがたくさん集まる。気をつけてね。」と言われて、そうは言っても子供の集まりでしょ…と現場に行ったら、まぁホントにワルソーなバイクに乗った男の子達(タイ語でデックウェンเด็กแว้น。女の子はスコーイสก๊อย。これ日本語の「凄い」が語源らしい。詳しくはまた今度書きます。)がたくさんいました。案の定、ギャング同士で喧嘩して警察とか来て大変でした。彼らは縄張り争いに敏感で、外国人に手を出すことはあまり無いのですが、気をつけるに越したことはありません。

あとタイ人女性は嫉妬深い人が多いですが、タイ人男性の嫉妬深さも半端じゃないです。よく仕事終わりにバイクで迎えに来ているタイ人男性とか見ませんか? 彼氏のいる女性に手を出すと、色々と本当に大変です。夜の女の子たちも、大概は彼氏がいます。女の子了解の上で部屋に遊びに行ったら、彼氏が来てケンカになった、なんて言うこともありますので色々と気をつけたほうがいいです。

(無理にでも)謝罪させる

タイ人は本当に謝るの嫌いです。めったなことでは謝りません。たとえ無理に謝罪させても、その相手との関係はこじれる一方です。どんなに喧嘩しても、一晩寝ると忘れちゃうような人が多いので、必要以上に根に持たないで暮らしていたほうが精神的にも楽です。もちろん素直に非を認めて謝るタイ人もいますが、かなり少ないと思います。

麺をすする・音をたてる・器に口をつける・持ち上げる・直箸する

これは、日本以外では大概どこでもそうですね。8番ラーメンなどタイ人が多い日系レストランで豪快にすすってる方もいますが、周りのタイ人は引いてますのでやめたほうがいいです。逆に、日本人が多い日系個人ラーメン店などではタイ人客がいなかったりするので、それほど気にしなくてもいいかと思います。

器に口をつけて汁物をすすったり、器そのものを持ち上げて食べるのは、タイでは下品とされています。食べ物は少し残したほうがイイ、というのは現在はほとんど関係ありません。

直箸は時と場合によるんですが、それほど親しくない相手だと気にする人もいます。そういう場合は、スプーンとフォークをもらって取り分けに使うほうが無難です。

一緒に写真を撮る

これは、ちょっと特殊でタブーというよりも気をつけた方がいい、って感じなんですが。ご存知の通り、最近のタイ人はFacebook命です。暇さえあればスマートフォンでイイね!の数を見ています。そのために、写真をバンバンとアップロードします。レストランに行ったり、遊びに行った時に写真を一緒に撮ったりすると、あっという間にSNSにアップされます。しかもちゃんとタグ付けされて。日本とはプライバシーの概念がかなり違うんですよね。ステディな関係の相手で、しかも皆が知ってる相手ならいいですけれど、そうでない場合は修羅場になったりするので気をつけたほうがいいです。

足のウラを見せる・人をまたぐ

タイでは元々足の裏は不浄なものという認識があり、人に向けるのは良くないとされます。また人をまたぐのも嫌がられます。BTSや列車、飛行機などでまたがざるを得ない場合には、一言「コートーナカップ ขอโทษนะครับ(すいません)」と声をかけるといいと思います。この「コートーナカップ」と言う言い回しは色んな所で使うので覚えちゃうといいです。お店で店員さん呼ぶときとかもOKです。所構わず「ノーンカップ」って言ってる人もいますが、ウェイターのオジサンはノーンじゃ無いですからね…。

そういえば『頭を触ってはいけない』というのもよく見るのですが、これそれほど大仰なことではないと感じています。ボクの実感でしか無いですが。日本でも他人の子供の頭をベタベタとなでる事はしないと思いますが、親戚や知り合いの子供なら「可愛いねぇ」となでることもあるかと思います。タイでも同じです。知らない子供の頭はそもそも 触る機会ないですし、近しい人の子供なら触っても怒られることはありません。

ただし、大人の頭を触ることはやめた方がいいです。仕事などで、頭越しに書類のやりとりとかも、基本NGです。とはいえ日本でも普通に生活している時、他人の頭に触るなんていう状況は無いですよね。

当然ながら夜の蝶達の頭なでたりとかも、できればしない方がいいと思います。日本人に慣れてる子達はそれほど嫌がりはしないかもしれないですが、内心はわかりません。もちろん恋人の頭を撫でるの(本当に恋人なら)は、全く問題ないです。

ということで、『本当に』やってはいけないこと・一般編でした!

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