三宝節(アサラハブーチャ)にタンブンしてきました

 

20150805123438 先月の30日、31日はどちらもタイの仏教系の祝日でした。

30日は三宝節(アサラハブーチャ วันอาสาฬหบูชา)という日で、お釈迦様が初めて弟子に仏法を説いた日と言われています。この日に仏・仏法・僧の3つが揃ったので「三宝」というわけです。ちなみに翌日はカオパンサーというお坊さんが修行に入る日になります。三ヶ月後のオークパンサーで修行終了となります。この二日間は種類の販売などが禁止されますので、夜のお店も閉まる店が多いです。敬虔な仏教徒の方達は、この期間の間全て禁酒したりします。

こういう仏教系の祝日には、多くのタイ人がタンブンをします。

庶民の仏教観念としてタンブンというものがある。タンブンとは徳を積む行為のことである。タンブンと言う言葉は広義には人や動物を助けたりする行為が含まれるが、狭義には寺院や僧への寄付のことになる。タンブンの観念は輪廻転生の 思想が影響している。生まれ変わることを前提としているタイの仏教思想においては低いとされている身分や動物、地獄に生まれ変わることはブン(徳)が足り ないからだと説明され、現在金持ちなのは前世のブンが多いからと説明される。この思想は特にタイに仏教が伝わる以前からあった思想であるが、前述したス コータイ王朝のリタイ王が地獄の描写を具体的に描き出した著作、『三界論』で強化された。三界論はモンクット王のタンマユットニカーイによる批判が加えられるまで主要教典として採用されていたことがこれを強化させた。三界論自体は現在では否定されているものの、タンブンの行為自体はサンガの財源であるため現在に至るまで否定されていない。ブンは興味深いことに、タイにおいては他人に転送可能であると考えられている。たとえば、寄付する際、領収書に親や恋人の名前を書くことで自分のブ ンが他人に転送されると信じられている。またこの転送は死者にも可能と考えられている。昔話などにも息子にブンがあったことで、閻魔から救出されたとする話もある。このようなブンの観念は仏教徒のタイ人ほとんどが人生に一度出家を行う理由の一つとされる。

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  <a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AE%E4%BB%8F%E6%95%99">タイの仏教 &#8211; Wikipedia</a>
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個人的な感覚ですが、低所得者層になればなるほどタンブンに熱心な気がします。水商売の子達も頻繁にタンブンに行きますね。その心中には、現世で犯してしまった事(夜の仕事に関わること)に対する気持ちや、今の自分の境遇を来世ではなんとか変えたい、という気持ちがあると聞いたことがあります。

個人的にタイの文化に触れること自体も好きなので、仏教系の祝日には友人たちと共に大概タンブンに行っています。今回はBTSサパーンクワーイ駅のそばにある「ワット・パイ・タン วัดไผ่ตัน 」に行ってきました。

まずはお参りするための花・線香・ろうそくのセットを購入します。20Bです。花は使い回しです。あと、線香とろうそくの間に後述する金箔が3枚挟まっているので落ちないように気をつけます。

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お祈りしてろうそく、線香、花を備えます。

20150805124043上の写真の子達はお寺で会ったのですが、ボクがタンブンの風景の写真を撮ったりしていたら興味を持ったらしく、色々と話して友達になりました。外でお祈りが終わったら、中へ入ります。

20150805124718 ここから中へ。

 

20150805124743ここでお参り。タイでは正座した後、手を地に付けてから、顔の前で祈る、という動作を三回繰り返します。これは仏様に一回、仏法に一回、お坊さんに一回、という意味があります。お参りが終わったら、先ほど線香とろうそくにはさまっていた金箔を仏像に貼ります。

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この紙の中に金箔が入ってます。3枚あります。この3枚も意味は上記のとおりです。

20150805125015金箔でキラキラです。

20150805125251全てのツボに油を注ぎます。意味は…なんだったっけなw

次は、お坊さんにお経をあげてもらいに行きます。その前にお坊さんに渡すお供え物を購入します。値段は決まっていませんが、大体100B前後を入れる感じです。これも自分で買って来なかった場合は使い回しのものを購入します。自分の名前などを紙に書いて封筒に入れ、いっしょに渡します。

20150805124434この紙に書いて封筒に。スリットにお供え物代を入れます。

2015080512451820150805124546お供え。

20150805123438お坊さんにお経をあげてもらっています。水をかけてもらったり、水を注いだりの段取りも。

20150805125345この仏像群は、曜日別に分かれています。それぞれの仏像の前の器にサターン硬貨を入れていきます。まず、自分の生まれた曜日に入れてから他のところに入れます。一連が終わったら、今度は本堂へ。

20150805125658本堂前で、再び花を買います(20B)。一緒に線香とろうそくをくれます。今度は金箔はありません。線香とろうそくに火をつけたら、本堂の周りを経を唱えながら時計回りに3周します。なぜ3周かは上記に書いたのと同じ理由です。1周ごとにそれぞれに対して違う経を唱えるようですが、実際は歩いているだけの人がほとんどです。歩いている様子を動画でどうぞ。

www.youtube.com

最後に本堂の中でお祈りして終わりです。

20150805132203本堂。なかなか立派でした。

こんな感じでタンブンは終了です。タイの人達の生活に欠かせない行事でもありますので、興味のある方は一度行ってみるといいかもしれません。タイのお寺は一種のアミューズメントパーク的な側面もあるので、色々と発見もあります。

ということで、アサラハブーチャにタンブンしてきました!でした!

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